ARBという種類に分類される高血圧症の薬、ミカルディス。処方してもらう際、医者に説明されたけれどいまいちわからない、またはもっと詳しく知っておきたい方のための情報をお届けします。

2017年01月の記事一覧

ミカルディス、インスリンでランキング上昇

高血圧治療は医師の判断と患者の努力とが両方成立することによってようやくうまく実施していくことができるという面があります。降圧剤を適切に選んで使用するということが患者が合併症に悩まされるリスクを減らすために重要なことになるというのが医師の側から必要とされる点です。そして、降圧剤による治療だけでは血圧を常に正常値に保つことができる身体に戻すことはできないことから、患者自身が生活習慣の改善のための取り組みをすることが不可欠となっています。生活習慣が原因であることが多いのが高血圧の特徴であり、同じ原因で糖尿病を患う人も大勢います。その場合にはインスリン抵抗性糖尿病となるのが一般的であり、遺伝的にインスリンがなくて糖尿病となってしまう患者とは異なる分類がなされています。インスリン抵抗性糖尿病患者の場合には降圧治療においても異なった方針がとられるのが一般的であり、ミカルディスはその第一選択薬の一つです。降圧剤の売り上げランキングの上ではミカルディスはそれほど上位に位置してはいないものの、近年になってランキングでも上昇傾向を見せていることに特徴があります。これはミカルディスにより糖尿病の予防効果があるということが示されたことに加え、他の降圧剤にはあまり見られない効果が期待できることが見出されたからです。ミカルディスはアンジオテンシン受容体拮抗薬として同種の医薬品に比べると後から市場に出てきたため、ランキング上では不利な立場にあります。しかし、腎臓などの高血圧によって負担がかかりやすい臓器の保護作用があるということが示されたことによってその地位が向上してきており、医療現場での採用が目立つようになってきています。

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